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ぽんてぃFX

裁量を極力削った裁量トレード手法を考えるブログ(今年中に非公開予定)

相場全体の方向感を理屈で掴む

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相場全体の方向をマルチタイム分析によって掴む考え方について解説していきます。

 

一旦これまで、解説した内容をまとめましょう!

 

・相場フラクタル構造なので全ての時間足で同じ手法の当て方で良い

・最終的には1時間足をメインにエントリー判断

・各時間足の波の繋がりを理解

MTF移動平均線でイメージ強化

 

これまでの記事でも十分トレードは可能だと思いますが、1時間足メインのトレードは4時間足以上の状況次第でセオリー通りに動かず損切が多くなる時があります。

 

そのため、本記事の目的として長期足を含めた1時間足判断の精度上げの考え方をお伝えしていきます( ᐛ )و

相場の方向感とは

まず、本ブログでよく出る25MAを使って相場の方向性を考えます。

 

ダウ理論による目線付けも紹介しましたが、基本的には25MAの向きと今どっち側にレートはあるのかで相場の方向を決めます。

 

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ダウ起点は目線の最終判断地点であり、25MAは今現在の相場の方向という解釈です。例えば、下図の場面では買い目線ですが、今はまだ売り優勢です。

 

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方向としては今は下に向かおうとしているので、ラインがあるからとすぐ買ってしまうと抜け騙しなどの動きで損切になりやすいです。

 

ただし、相場が25MAを跨いだレンジ状態の場合は、乖離した分は戻してこようとする力がかかるイメージです。

 

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急激な動きがあれば一時的に25MAが効いてきたりしますが、基本は外側から25MAに向かって動く想定がセオリーの見方です。

複数時間足の組み合わせで方向を掴む

では本記事のメインの話になりますが、25MAによる方向性を応用して1時間足の判断精度を上げていきましょう。

 

基本は1時間足メインでその方向に従えば良いのですが、今回はこの考え方が崩れやすい状況について取り上げていきます。

1時間足↑ 4時間足↑ 日足↑

1時間足以上が全て同じ方向を向いている時はかなり強い相場なので、短期的に強く上げていってしまう可能性があります。

 

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1時間足で大きな陽線が出たりして勢い付いた時は25MA戻しは期待しすぎずに、直線で付いていきます。15分足以下の戻しで入っていけばOKです。

1時間足↓ 4時間足↑ 日足↑

1時間足だけが逆を向いた場合ですが、1時間のダウ目線まで逆だったとしても逆方向で考えすぎない方が良いです。

 

4時間の順張り派に押されてすぐ崩れてしまうことが割とよくあるからです( ᐛ ;)

 

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1時間足は売り目線だけど全体は買い寄りで見るイメージです。4h25MAまで距離があれば一時的に売り、既に到達しているならやはり買い寄りで見てます。

1時間足↓ 4時間足↓ 日足↑

今度は1時間足と4時間足が下で日足だけ上向いている場合ですね。この場合は4時間足と日足だけに注目すると、2つの時間足が喧嘩している状態です。

 

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長期足だけど力がゆったりかかる日足、中期足だけど力が早くかかる4時間足なので、結局1時間足は今どっちに向かうのか?よく分からない時が僕はあります( ᐛ ;)

 

こういう時は、どちらかを重視するよりかは素直に1時間足の動きに着目して付いていくことが多いです。

 

日足でまだ下げてきそうだったり4時間足が強い状況であれば、1時間足が上向きになっても4時間足優先で売り寄りで見続ける時もあります。

これは裁量判断なので参考程度に...( ᐛ ;)

その他

これ以外の場面においては、最初にも言ったように基本通りの1時間足に従ったエントリーを考えていけばOKです。

まとめ

方向性の考え方と、相場全体の方向についての解説を書いていきました。

 

本記事の内容を理解して上手く判断できるようになれば、長期間でのトレード成績も安定するかと思います。