読みなよFXを言語化+αして安定化してみるブログ

ぽんてぃFX

裁量を極力削った裁量トレード手法を考えるブログ(今年中に非公開予定)

値動きのストーリーを考える

 

書ける事も沢山書いてネタも少なくなり、半年ぶりの更新になってしまいました...w

 

とはいえ無意識に処理していることに気づいてない事もあるので、今回の内容もふと考えたらこれ大事じゃん!という内容になってます( ᐛ )و

 

効くラインに来たのにほぼスルー・・・なんで?

このラインは行ける!と思ったのに全くと言って良いほど反発せずに抜けていった経験ありませんか?

 

抜けて損切になるにしても少しくらいの反発はあるだろ!と思いますが、全くない時もありますよね...

 

実はこういう時っていうのは値動きの意味というか、今どこで攻防が起きててどっちが優位になのかを把握出来ていないんですね。

 

もし意味のあるラインなら少なからず効くことが殆どです。でも全く効かないのならその前に見落としては行けない値動きのストーリーがあったはずです。

 

今回はその値動きのストーリーについて考えていきましょう。クイズもいくつか出題していきますので、ラインで混乱する方は最後まで読んでみて下さい!

値動きのストーリー ≒ 攻防⇔決着の繰り返し

まず値動きストーリーってなんやねん!って感じだと思いますが、今現在の自分はどう思うか自分なりに考えてみて下さい...

 

.......

 

.......

 

では僕の考え方を先に言いますと、値動きのストーリーとは攻防と決着の繰り返しと言い換えられると考えています。

 

相場を見ているとよく疑問が浮かびますよね、なぜ上(下)がったのか?なぜ動かないのか?なぜ乱高下しているのか?

 

これら全てにそうなった理由やストーリーがあり、全てに共通することは攻防が起きているか決着がついたかのどちらかであることです。

 

これは実は僕の独りよがりの考え方ではなく、相場はレンジとトレンドを繰り返しているという相場の格言と全く同義なのです~!

 

何故ならレンジは攻防が起きている所で起きるし、トレンドは決着が付いた後に起きるものだからです。全く同じ意味ですよね( ᐛ )و

攻防の意味を知るだけでライン判断精度UP

攻防を考えるクイズ

それでは、攻防と決着について理解を深めていきましょう。クイズ形式の方が面白いので問題を出してみます。

 

下図では相場はレンジ状態となっています。また、赤・黄・青のラインがそれぞれ1本ありますね。

 

 

ではここで、このレンジの攻防はそれぞれどこの勢力同士の争いでしょうか?〇〇ライン vs 〇〇ラインという風に答えて下さい!

 

正解は...

 

 

赤ライン vs 青ラインでした!

 

これは簡単でしたかね... こういう時の黄色ラインはセンターラインとも言って意識する方もいますが、実際殆どの場合で余計な情報になるので僕は無視しています。

 

では次の問題です。

 

同じく下図のレンジでもどの勢力同士の争いなのか答えて下さい。オレンジと黄緑色のラインが追加されていますね。

 

 

正解は...

 

 

同じく赤ライン vs 青ラインでした!

 

......え?と思った方いますかね?いないでしょうか?( ᐛ )w

 

少なからず、オレンジライン vs 黄緑ラインと考えた方がいるのではないかと思います。勿論それも間違いではありません。

 

しかし、実際に相場を検証したりトレードしているとその考え方は何だか相場の動きを掴めないと感じる事が多いです。その理由は一旦後で解説します。

攻防の勢力の認識による違い

そもそもその認識の差で何が変わんの?と感じるかと思います。

 

例えば、オレンジライン vs 黄緑ラインで考えていた場合で、下図のようにオレンジラインが勝ったとします。

 

 

この考え方の場合、次は青ラインが下にあるのでオレンジライン vs 青ラインと考えるのではないでしょうか?

 

すると、下図のような動きの想定をする事になりますよね( ᐛ )و 実際こうなる事もあるので全く間違いではありません。

 

 

しかし、相場を見ていると基本的にこういう動きは上位足で青ラインが強い場合くらいしか起きない事が検証すると分かってきます。

 

一方で赤ライン vs 青ラインで考えた場合は、三角持ち合いを抜けた時点で赤ラインが優勢で青ラインが劣勢かな?と判断します。

 

その理由を考えるとしたら、三角持ち合いが始まったきっかけが赤ラインと青ラインがあったからであるからです。

 

きっかけとなったラインから生まれた動きがオレンジ vs 黄緑のラインと考えます。つまりこれらの決着はほぼほぼ赤 vs 青の決着を示しているとも取れる訳です。

 

 

何でそう考えると良いのかは僕にも分かりませんが、相場を見ているとそう解釈した方が読み通りに動くことが多いのでそうしてます。

 

青ラインでもし止まったとしたら、まだ諦めていないサインとしてその時に解釈を改めれば良い訳で、値動き的には黄緑ラインを抜けた事実の方が大事です。

 

こういった流れになっているのに、青ラインがあるからと逆張りをして損切になるのが冒頭の損切あるあるです!※ライン>>値動きになっているのも原因ですね

ライン判断の精度を上げるには

上記の話を一言でまとめると、攻防の出所決着する位置が大事だと言うことです。

 

・出所のライン=赤ライン、青ライン

・決着の位置となるライン=オレンジライン、黄緑ライン

 

ラインの精度に関わってくるパターンとしては、攻防の出所と決着する位置が異なる場合です。先ほどの例と同じですね。

 

つまり、下図のように決着が付いた位置が決まった時点で、出所のラインはほぼ無視してしまっても良いとも言えます。

 

出所のラインが効く例

・まだ攻防が起きる前の段階

・攻防の決着はあったが、攻防時間短い等でまだ終わりとは言い難い時

 

出所のラインが効かない例

・流れ的に攻防の決着が付いていて、もう優位性が付いている時

 

一応まとめてみました。僕はこんな感じの判断をしてますかね( ᐛ )و

攻防の出所と決着する位置を常に考えてみよう

今回は水平線同士の勢力と三角持ち合いの決着の例で解説しましたが、MAの場合や斜め線が勢力の出所となる場合もよくあります。

 

 

何度も言いますが、攻防の決着は必ずしもその勢力の出所となったラインを抜けた時ではないです。

 

決着が付いた位置はどこか?を常に考えることで、既に決着が付いたはずのラインで逆張りをして即損切りという惨劇を回避できます( ᐛ )و

 

因みにラインは1回目が効きやすいというよく聞く話も、この話が分かれば当然だと分かります。攻防が始まる前であり決着が付いてないからですね。

まとめ

相場のストーリーを考える事が大事であり、ストーリーとは言い換えると攻防と決着の繰り返しであること。

 

また、それらについて理解しているとラインの判断精度が上がる理由について解説していきました。

 

僕が無意識に考えている大事な基本がまだまだありそうなので、今後もちょくちょく記事の更新頑張ります~( ᐛ )وw