読みなよFXを言語化+αして安定化してみるブログ

ぽんてぃFX

裁量を極力削った裁量トレード手法を考えるブログ(今年中に非公開予定)

当て屋はFXで勝てない

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FXマインド編を作っていこうと思います!FXにおいては手法に限らずやはり心構えもとても重要な要素だからですね。

 

実際に勉強し続けてるのに思うように結果が出ない人は間違った考え方に固執しているのが原因な時もあります。自戒という意味も含めて書きました。

 

本物プロは例外なく当てる気がない

僕が一番最初に勝てるロジック、考え方を学んだ時の師匠が言っていたことですが、本物のプロは相場を当てる気はこれっぽっちもありません

 

まず素人の考え方は「ここではこう動く筈だ」「毎回当てなきゃダメだ」「何で負けたんだ、●●の動きをもっと考慮すべきだったか...」という感じで、毎回相場を完璧に理解しようと勤しんでいます。

 

それに対してプロは「過去の相場からある程度のことしか分からない」「損小利大なら勝率低くてもトータルで勝てるよね」「ダメなら毎回細かく切ればいいじゃん」といった感じで、自分にできる範囲のことだけをコントロールする考え方をしています。

 

実際に、自身の財産を公開して億トレを証明している株・FXの投資家(CISさん、BNFさん等)は、不思議と30~60%程度の低い勝率の人が殆どです。勝率90%以上などと自慢げに公言してる人はいません。不思議ですよね?

きちんとロジックがある

億トレーダーの方はちゃんとベースの考え方がある人が殆どです。感覚でやってますと言う人はごく少数派ですね。いたとしても大体億越え証明はしていないでしょう。

 

何となくのトレードやケーススタディを続けてもロジックは出来ませんよね。必ず同じロジックでトレードを繰り返した時にトータルでどうなるか?を考えながらルールを追加し、手法改良の日々を送っています。

 

毎回相場を理解して上手く立ち回る気など最初からありません。ロジック通りにトレードすることしか考えていません。

損失ありきで考える

億トレは損切が当たり前だと受け入れています。一回一回のトレードで損失の理由を知ろうとしていません。むしろ予定通り損切したから今後トータルでプラスになるだろうという自信があります。

 

勝率を上げようとするのではなく、損失が小さく済む位置や納得できる損失はどんな損切になるか?を明確にして淡々とトレードをこなしています。

 

損失する度に手法改良して勝率100%を目指し損失を避けようとする考え方が間違いだと言っているのです。損失を出してもトータルでちゃんと増えるルールになっているか?と考えないといつまでも安心したトレードはできません。

当たったかどうかよりもルール通りかどうか

最初にも話したように素人は相場を当てることを考えています。FXをやっているほぼ9割以上の人はこの当て屋に属していると言われています。これは自分の意志と関係なく所属してしまうのです。

 

「ほら、言った通りになったでしょ?」「この相場がこうなるのは分かってた」このようなセリフを冗談ではなく本気で言っている人は基本的に本物のトレーダーではないでしょう。

 

実際に当てる確率が高い人だったとしても、実際にそこに大したお金はかけていないと思います。検証結果ありきで勝率ではなく損切に拘るので、それ以上のマイナスにはならない。だからそこにお金をかけていけます。

 

当てる確率が少し高いというだけで損失を完全に受け入れるのは僕の経験上からすると難しい気がします。

 

因みに「●●だから基本はこうなるよね」と、毎回同じ根拠を言えるのであれば良いです。それなら、「●●だけどここで損切しました」とも言える筈です。

 

そのようなセリフを言うためにはトレードする以前にロジックやルールを明確にしておく必要がありますよね。

 

何となくそれは難しい、面倒なことだと思いませんか?でも結局そこから目を背けて、違うことに全力を注いでも良い結果に繋がりにくいと思います。

 

「何となく続けて相場の勘を育んでいけばいつか上手くなる!」というのは正しくもありますが間違いでもあります。結果を元に自分なりのルールやロジックを構築しているかどうかが重要です。

 

相場に入る前にロジックとルールを図なりで説明できる状態でその通りのことしかしない。裁量判断もある程度パターンがある筈なので、ルールになっている方が望ましいです。その上で相場に入るから常に落ち着いた状態でトレードが続けられます。

 

勝率は高いが大きなお金をかけられない何となくの手法。勝率は高くないが大金を安心してかけられる明確な手法。FXをする目的を考えればどちらを選ぶべきか明白ですね。

まとめ

トレードにおける基本的な考え方について書きました。

 

相場を当てようとするのではなく、過去の値動きからある程度ロジックを作ってその通りに淡々とトレードすることが重要です。

 

損失を避けようとして手法を改良するのではなく、必ずトータルの成績で考えて手法を考えることが大事です。