適切な資金管理の方法
今回は、資金管理についての記事になります。自分は資金管理は手法の一部だと考えているので、必ず守りましょう。
億トレで資金管理をしてない人は1人も居ない
本物の億トレーダーほど資金管理についてかなり重要視しているという印象があります。実際に、資金管理のルールは資金を増やす事は勿論、メンタル面でも良い効果があります。
ですが、トレードが上手くいっていない人ほど資金管理という言葉をあまり重要視していないように感じます( ᐛ ;)
テクニカルの方が大事だからでしょうか?確かに、テクニカルをマスターした後でもいいかもしれませんが、それならリアルトレードしちゃダメですね...
資金管理のルール
以前Twitterにこのような画像を投稿しました。
このモデルは損切を全資金の2%まで許容したという設定で、優位性のあるロジックで損小利大トレードを繰り返すとこんな感じの分布になるという表になっています。勝率は60%くらいで想定しています。
損切を必ず一定にすることで右側に載せているトータルで利益の方が多くなってトータルプラスになるということですね。
損切りを一定額にコントロールすることで、いつどこでどんな損切幅を取ってもエントリー料金しか取られないという風に考えることができます。
逆に損切が何円になるか分からないというのは精神的に大きな負荷を与えるのでお勧めしません。
例えば、宝くじが外れ方に応じて異なる金額を後日請求というシステムだったら、買った後怖くて仕方ないですよね?( ᐛ ;)w
損切位置・資金管理の例
資金管理をする前に損切の位置を決めなくてはいけません。僕の場合は1時間足で効くと思ったラインの少し後ろに設定することが多いです。
ただし、場合によっては5分足のMAや三尊等で入ることもあるので、そこを抜けた時点で早めに逃げておくこともあります。
資金管理の計算式は色んなアフィリエイトサイトで既に素晴らしい解説があるので調べてみて下さい( ᐛ )w
まぁ何pipsで損切しても全資金の2%~5%の金額になっていれば良いです。(10万円なら2000円~5000円になるようにする。)
図に3パターンのエントリーポイントを示しました。
赤いラインは1時間足のラインで、赤矢印がエントリーポイントです。それぞれどのような資金管理になるか解説していきます。
例1.
■損切ライン
この例では、1時間足のラインに良い感じに引き付けて売れるエントリーです。損切はこのラインから約10pips離れた所に設定します。
■資金管理
10万円の資金で2%ルールを適用するので、10pipsの損切幅なら0.2Lot(2万通貨)張ることができます。
例2.
■損切ライン
1時間足のラインを抜けてはみ出た場合、高値が近ければ高値の上に設定します。あまりにも遠い場合はRR比が悪くなるので例1と同じような所に置いて切られたら入り直します。
■資金管理
この例だと20pipsの損切幅になるので0.1Lot張ることができます。
例3.
■損切ライン
1時間足のラインから少し離れた所で5分足の根拠で入る場合、損切は例1,2と同じく高値か1時間のライン上に一旦設定します。
ただ、可能であれば5分足の形が崩れた時点で細かく切って入り直します。5分足の25MAで入るならそこを抜けたら一旦撤退しておく感じです。
判断が難しい場合はそのまま待ちます(ここも重要です)。逆に5分足の動きに自信があれば5分足の損切ラインをメインにして入ってもOKです。
■資金管理
ロットは2と同じ張り方をします。今回は40pipsの損切幅になるので0.05Lot張ることができます。
ただし、5分足の形で早めに逃げられれば10pipsで逃げれるので本来の1/4、つまり0.5%の損切額に抑えることができます。再度高値付近で形を作ったら入り直すといった感じです。
まとめ
損切のルールと資金管理のルールを解説しました。この2つは必ずセットで考えるべきものだと思います。
1日で覚えられる簡単なルールなのにトレードにおいて精神的な安心感を得られるので、この際にしっかり明確にしておきましょう。