今回はラインやMAの抜け判断についてを解説します。状況によって多くのトレーダーが注目している事なので覚えておきましょう。
どのタイミングがラインブレイクなのか分からない...、結局抜けるのか抜けないのかはっきりしないという方はルールとして知っておいた方が良いです。
ライン抜けの判断方法
まず、ラインを抜けたかどうかの判断についてはローソク足に注目します。
下図のようにローソクが実体でラインを抜けて確定した場合に抜けたと判断します。ヒゲで反発してラインより下で実体が確定した場合は反発と見ます。
ルール通りのトレードを徹底するためには、この流れなら抜けそう抜けなさそう的な予想を徹底的に消す必要があります。
当たるかどうかに関わらず、実体で抜けたら抜けと決めておいた方が損になった時に「外したぁぁぁOrz...」という感情になりにくいです( ᐛ )و
騙しもある
少しはみ出た程度で、包み足などの強いローソク足で戻してきた場合は抜けとは見ない場合もあります。
ここは難しい所なんですが、僕の場合はセオリー上どっちと見る方が正しいかを意識してそっち優先で考えることが多いです。
※トレンド相場なら25MA抜け騙しは抜けていないと見る感じ
ラインを引いた時間足が基準
今回の話で一番大事なことですが、この抜けのルールでは適切な時間足で判断する必要があります。
通常、引いたラインの時間足のローソク足で抜けとみなすのが基本です。例えば、1時間足のラインを5分足や15分足で抜けても1時間で抜けとは見ません。
ただ日足ラインだと判断するまでに1,2日かかるので、一旦1時間足や4時間足の抜けに乗るのはありです!後で日足のヒゲで戻す可能性が分かっていればOKです。
※具体的な例などはマルチタイム分析編で解説予定
まとめ
ライン抜けの判断について解説しました。
恐らく多くの方が知っていることだとは思いますが、適切な時間足で判断する部分は特にしっかり理解しておきましょう。