波の勢いを掴めば対応力が上がる
波の勢いについての記事になります。波形認識編にしても良いのですが、必ず掴んでおくべき波の特徴なので基本手法の一部として覚えましょう( ᐛ )و
波の勢いが分かると丁寧に戻しを待つかすぐ入るべきかや、もう逆張りして良いのか様子見した方が良いか等が明確になります。
ここを全く考慮していないと、仮に僕と全く同じラインが引けていたとしても成績は180度違ってきたりします( ᐛ ;)
覚えるべき波とは
波動論と言えば、エリオット波動が有名ですよね。実際に自分も以前は読みなよFXの手法で使っていました。
ただ、エリオット波動を未来予測みたいに使ったことはないので、あぁいうのは参考にしない方が良いと思います( ᐛ ;)
こんな感じの...↓↓
自分の場合は波の強さを測るために使っていましたが、波の勢いさえ掴んでおけば要らなくない?と思ったのがエリオット波動を手放した理由です。
ではその波の勢いとはどのようなものか?を解説していきます。
勢いの強い波
本ブログでは感覚的な何となくを徹底的に排除しているので、勢いにも明確な基準があります( ᐛ )و
勢いのある波とは言い換えれば、25MAすらタッチせずにどんどん伸びてく波です。大陽線大陰線を含む波も同じです。
ドル円 / 1時間足
このような波が出た時は、一旦その方向に伸びていくことが非常に多いです。こういう波に対してどれだけ立派な分析で逆張りした所で負けることが多いでしょう。
Twitterの負けトレードを検索すると、そういう波に逆張りしている人がとっても多いです。一目で分かる負け方なので、典型的な原因と結果の法則通りな訳です( ᐛ ;)
たとえ絶対逆張りできる!と思っていた所でも、一旦様子見をしましょう。逆に順張りを考えていた場合は、小さな押し目でもガンガン入っていきます。
日足の絶対効くレベルのラインがある場合は、一旦抜けた後に日足のヒゲで戻してくることが多いので、それから逆張りを考えても遅くないです。
勢いの弱い波
勢いの弱い波ももちろん明確な基準があります。25MAを跨ぎながら進んでいる波のことです( ᐛ )و
ドル円 / 1時間足
こういう波は一旦戻してくる可能性が高いです。先っぽの勢いだけで入らずしっかり戻してから順張りする方が良いですね。
逆張り狙いで見ている時は、強気で天底を狙っていきたい波です。
こういう所の逆張りは、25MAを抜ける前に入れる例外的なパターンでもあります( ᐛ )و
理解度チェック!
では今回の内容を踏まえたテストを1問出題していきます!
以下の2つの相場は1時間足のレンジ後半ですが、片方の相場はこの後すぐにレンジを上抜けていきました。A,Bどっちの相場でしょうか?
これだけの情報で分かる訳が無さそうに見えますが、勢いに注目すると実は抜け前から結構分かるようになります。
ヒント:5分足25MAに対する動きをイメージしてみてください。勢いがあると1時間足のローソクはどうなるでしょう...
答えは...
↓
↓
↓
Bでした!!!
Bの相場ではレンジ上限にV字で到達しているのが分かりますね。つまり短期的に上方向に結構な勢いが出ている訳です。
こういう時は5分足でも25MAから離れる上昇になっている事が多いです。勢いが出ているという事はそのまま抜けていきやすいでしたね!
因みに、Aの相場はローソクが上下にギザギザしながらレンジ上限に到達しているので勢いはあまり無く、反発しやすい状態でした。
5分足の25MAも上下に抜けたり戻したりしながら全体が少しずつ上げていく動きになっている筈です。
このように上位足のローソクからも短期の動きをイメージできると、1時間足だけでもここを抜けそうかどうかの判断精度が上がってきます( ᐛ )و
まとめ
波の勢いについて25MAを踏まえた特徴、それぞれにおいてどういう対応が適切かを解説していきました。
この内容を知った上で一旦波形認識編の推進波と調整波の記事を見ると、更に相場理解が深まるかもしれません!
こちら↓↓
また、下記の記事も波の勢いについて深めた内容になっているので、是非読んでみて下さい。
こちら↓↓
手法編も既に後半ですが、意外と情報少なくない...?と感じていると思います。手法は所詮手段に過ぎず、大事なのは手法を通した相場そのものへの深い理解です。
手段ばかりに目が行っていては上達しないんですね!後半へ進むほど波を観る目が付くと思いますので、乞うご期待( ᐛ )و