ダウ起点で順張り
順張り編の最後の記事になります!今回はダウ起点を使った順張り手法です。
目線ルールとして多くのトレーダーに使われているダウ理論ですが、その目線の切り替えポイントであるダウ起点付近は強い力がかかりやすいです。
ダウ起点での順張り方法と、勝ちやすくするコツを掴んで使えるエントリー手法として習得しておきましょう!
ダウ起点での順張り
まずダウ起点とは何かについては、手法編 #4を見ておいて下さい。
ダウ起点を使った順張りはシンプルに下図の位置でのエントリー手法です。
何も難しいことはないですね!損切も起点の少し下でOKです。
25MAとの関係性
25MAとの位置関係も押さえておきましょう。主に以下の2パターンで分けられることが殆どです。
・25MAと重なっている
・25MAを抜けている
どちらかと言えば抜けている事の方が多いです。つまり、ダウ起点で順張りする時はレンジ相場になっている事が多いと言い換えられます。
そのため、できる限りダウ起点に近い所から入るのが基本です。そこから伸びた先ではあまり入ることはありません。
利確についてもレンジ相場なので、直近高値手前くらいが無難な決済ポイントです。
失敗しないためのコツ
ダウ起点での順張りはレンジ相場のため、通常の順張りよりも不安定な状態で入っていると言えます。
なるべく良い形を知っておくことで精度を上げましょう。下図のように戻しが弱い時に入るのがお勧めです。
戻しが強い時に無理して入ると三尊で下げてくる可能性があります。戻しが弱い時に絞ることでその可能性を消している訳ですね。
マルチタイム分析の話になってしまいますが、相場が上位足でゴールに到達している時も見送った方が良いです。まだ上げる余地がある時だけにしておきましょう。
まとめ
ダウ起点での順張り方法、25MAとの位置関係、失敗しないコツについて解説しました。これで順張り編は最後で、次回からは逆張り編になります!