目線の付け方
今回はダウ理論を用いた基本的な目線の付け方について解説していきます!
その時の値動き次第で変わる例もあるので、そういった例も含めて簡単なルールと共に紹介します!
ダウ理論で目線を付ける
まず簡単に目線を付けることができるルールとして、ダウ理論を使うのがシンプルで使いやすいと思います。
有名な考え方なので既に知っている方もかなり多いと思いますが、上昇で考えるなら押し安値を抜けるまでは目線は上にしておくという見方です。
押し安値(戻り高値)とは高値を更新する起点になった安値(高値)のことです。
詳しい解説は調べれば無限に出てくると思うので調べてみて下さい。僕の場合は独学時代に迷晴れさんのYoutube動画や投資家スケーターさんのFXブログで学びました。
前回トレンドとレンジルールを解説しましたが、レンジになっても目線を変えるとは限らない理由の1つです。
25MAを抜けてもダウ起点がまだ残っている場合があるので、そういう時はレンジ化しても目線は変わりません。
ダウ理論の弱点
ダウ理論は基本の目線ルールとしては優秀な考え方ですが、場合によっては迷いを生むこともあります。
例えば以下のような強い上昇の場面で、押し安値を一瞬抜けたのを見て売り目線に切り替えてしまうと、すぐに高値更新をして損切になることがあります。
独学時代に僕自身もこういった騙しのような動きに何度も釣られて損切連発したせいでダウ理論は使わなくなっていました( ᐛ ;)
同じような経験された方いますか...?
これについては正しいマルチタイム分析で適切な目線付けをしている必要があります。
一応簡単に解説しておくと、こういう事が起こる場面では上位足は強い上昇のことが多いです。そうなると、現状は上位足が上目線で下位足が下目線となります。
それはつまり上昇トレンドの調整波になっていると捉えられます。調整なら基本は上位足重視で下から買うだけなんですね。
或いは、天井として妥当な形が出来ているか?も判断材料になります。ダウ転換後に更に高値安値切り下げてきたら転換確定とする見方です。
ここまで来たら流石に一旦下げと見ておく方が適切ですね。
他にもダウ起点を上下に抜けまくっている時は乱高下のレンジ相場なので、そういう場合もダウ目線は捨ててレンジでフラットに見ておいた方が良いです。
まとめ
目線ルールについて、ダう理論を用いた見方を紹介しました。弱点も紹介しましたが、あまり懐疑的になる必要はありません( ᐛ )w
あくまで今はシングルタイム分析で見た場合の話なので、そういうこともあるんだ程度に考えておけばOKです( ᐛ )و