ダウ転換から逆張り
今回が逆張り編の最後になります!最後は順張り編と同じくダウ起点に注目した手法を解説していきます。
エントリーの型は今回で全てなので、紹介した方法以外でエントリーはしていません。突然「ここは裁量で入れる」みたいな謎理論も一切ないので。w
上位足で強い位置では短期足を無視して入ることもありますが、それにもガチガチの条件があるので、そういうのはマルチタイム編で紹介しようか考えてます。
ダウ転換の基本
今回の紹介する逆張り手法についても有名なダウ理論の応用なので、ご存じの方も多いかと思いますが、下図のようにダウ起点を抜けたらまず目線を変えます。
理屈ではダウ起点を抜けなければ順張り手法での買いですが、抜けか反発か両方考えるよりもそもそも上位足で売れる位置に来たかどうかを意識しましょう。
売れる位置ならダウ起点の順張りはスルーで転換のみ狙い、まだ上げる余地があるなら逆張りは狙わずに様子見 or ダウ起点の抜け騙しを狙います。
エントリー手法
では、買いの流れが切り替わって売り狙いの流れだったとして、3通りの逆張りエントリーを想定します。
1. ダウ起点裏側で逆張り
1つ目はダウ起点の裏側をそのまま使って逆張りするパターンです。
これも今まで説明したコツと同じく25MAと乖離しすぎていると逆行を食らいやすいので、しっかり抜けてから戻すか調整を挟んだ所で入る方が安全です。
2. 三尊肩ラインで逆張り
1で乖離しすぎている場合などで様子見をしていると、再度ダウ起点の上側に戻して来ることがよくあります。その場合は次に三尊ラインでの逆張りを狙います。
パターンと言えどやっていることは、25MA抜け→レンジ戦略→三尊ライン引く→売るという基本通りの手順です。忘れないようにラインは引いておきましょう。
ここまで来ない時は25MAに抑えられて再度ダウ起点を抜けてくる流れになるので、1の入り方をすればOKです。
3. Wトップで逆張り
三尊肩ラインを抜けても最高値での逆張りも見ておきます。
ダウ転換を含むWトップであることがポイントです。
余談:Wトップについて
これまでの逆張り編でWトップには何らかの優位性を含む方が効くということが何となく伝わりましたかね?
例えば、一番NGなWの売り方を挙げるとすれば、25MAすら抜けずに再度高値に来た時に売るというのは良くないですよね。
僕の経験則ですが、一度25MAを抜けている、V字+弱い波で形成される、ダウ転換しているといったストーリーがあった方がWトップは効きやすいですかね( ᐛ )و
まとめ
シングルタイムでのエントリー編はこれで全てなので、今後はマルチタイムを含むエントリー方法についてを解説予定です( ᐛ )و