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ぽんてぃFX

裁量を極力削った裁量トレード手法を考えるブログ(今年中に非公開予定)

トレンド相場のコツ

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今回はトレンド相場についての特徴を解説します!戻しの深さやゴールを測る上で使える場面があるかもしれません。

 

トレンドの特徴2つ

別の記事で軽く触れたこともある気がしますが、トレンドにはある特徴があります。その中でも知っておくと便利な2つの法則を挙げます。

 

1つは、トレンドの初期であるほど戻しが浅く、終わりに近づくほど戻しが深くなってくるという特徴です。

 

2つ目は、トレンドのゴールは途中の戻し or レンジによって決まるという特徴です。

 

それぞれの詳しい解説や考察についてこれから解説していきます!

トレンドの戻し

トレンド相場において、5波の調整を挟んで順張りをしたのに深押しにやられて損切したり、逆に見送ったらすんなり伸びたりすることがあると思います。

 

そもそも上位足の節目であるゴールに到達していたのなら単純な失敗ですが、そうでない場合は力がどれほど残っているかを考える必要があります。

 

こんな時は、一つの目安としてMAを使うと分かりやすいと思います!

 

詳しく説明すると、トレンドが始まった直後は25maよりも先でグングン伸びて、その後は25maタッチで伸びる→75maタッチで→200maタッチでという風に徐々に順番に戻していく感じです。

 

ポンド円の1時間足の下降トレンドで見てみるとこんなイメージです。

 

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MAにタッチする度に順番に効いているのが分かると思います。

 

※ただし、トレンドがゴールした場合はセオリー上は一発で75ma,200maを抜けてもおかしくないので、あくまでトレンドが続く場合の話であることに注意して下さい。

 

上記の画像の場合だと、ゴールしたので75maをすんなり抜けているので、その後の200maはたまたま効いたと考える方が正しいかもしれません。こういう時は単体では使わず、組み合わせで考えますね。

 

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因みに、トレンドがゴールするかどうか分からない微妙な節目では、未だ25maすらタッチしてないから逆算してまだ伸びるかな?と応用的に戦略を立てることもできます。

 

逆に、既に200maまでの戻しで節目に当たってきたから一旦逆張りしてみようとも考えられますね!僕はよくこういう判断します。

トレンドのゴール

トレンドのゴールは基本は上位足の節目と考えますが、直近の波に注目して辻褄合わせをする方が圧倒的に精度が上がります!

 

一つの方法はFEを当ててみる考え方がありますよね!それと同じ感じで、抜けたレンジの大きさによって大体どのくらいになるかを考える方法があります。

 

例えば、綺麗なボックスを抜けた場合は、E計算値(レンジの値幅分)までは行くことが多いですね。レンジの時間が長ければその分損切りの量も多くなるので、更に伸びると考えられます。

 

それよりも手前に上位足のゴール候補があったとしても、辻褄が合わないので効きにくいです。

 

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ただし、一旦E計算値にタッチした後にV字反発して高値切り下げで効いてくるパターンもよくあります。

 

また、全体の波に当てる方法として、N計算値(=FE100.0)ともう1つのE計算値(≒FE127.0~161.8)もあります。下図の右上と左下の2つです。

 

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引用元:第28回 目標株価の計算方法 | 土信田雅之「テクニカル風林火山」 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)

 

こういう紹介程度のサイトだと実際に本人が使いこなしてない?ので、どの波でどの計算値が出やすいという言及がないのが残念ポイントですね...後付けで〇〇計算値が効いた!なんていくらでも言えますし...

 

しかし!実は戻しの波に注目することで事前にどの計算値が出やすいかは推測することができます( ᐛ )و

 

僕が検証した範囲では、通常のN波ではN計算値、中段持ち合い(レンジ)を組んだ場合はE計算値が出やすいことが分かってます。

 

形的にもEは推進波を2倍した所まで伸びて、Nは推進波を押し目から同じ分伸ばした所になるので、Eの方がNよりも伸びているのが分かります。その理由は、レンジで逆側ポジションが沢山入った分、損切で伸びるからだと僕は考えてます。

 

図にもあるように他にもNT計算値もありますが、軽く検証してみてもどの波がそうなるのか分かりにくかったので、僕は使ってません( ᐛ ;)... V計算値は最初に紹介したE計算値が真ん中に出る形ですね。

 

蛇足ですが、NTかNかEか全部を想定して当てている状態は一番良くないので注意して下さい。検証の段階でNとEが出やすい波は明白なので、自信の持てるラインだけ使いましょう!

まとめ

トレンド相場のコツについて、戻しの深さとゴールの2つについてを解説しました。トレンドが発生する度にこの2つは必ず意識的に見た方が良いと思います!

 

FXにおいて稼げる相場はトレンドなので、上手に乗って上手に伸ばせるようになりましょー( ᐛ )و