ローソクで相場の高値安値を知る方法
早速ですが問題です、ローソク足レベルで高値安値が確定するのはどのタイミングですか?
例えば、三尊天井であれば3回高値を確定させる場面があるはずです。この質問にすぐ答えられるでしょうか。
正解は決まっている訳ではありませんが、自分なりに「こうなった時です!」と言えるのであればOKです( ᐛ )و
今回はローソク足レベルの高値安値を確定させる方法を解説していきます。かなり簡単でシンプルなルールなのでそこまで迷わないと思います!
ローソク足レベルで高値安値を決める
高値安値を決める方法は色々ありますね。自分が昔入会していた読みなよFXでは、遅行スパンを取り入れた3MAを使っていました。
ですが、今回紹介する方法としては、ローソクそのものだけを使った方法で確定させる方法です。インジケーターを使うよりも精度が良く、早めに確定させられます。
このルールでは、ローソク2,3本で決まることもあれば4本以上で決まることもあります。
ローソク2本
まず最初にローソク2本だけで決まるパターンを考えます。答えを言うと包み足です。以下のようなローソクです。
陰線の始値まで陽線が全戻し以上(抜けるか揃う状態)になっている場合、これで安値を確定させます。
ローソク3本
陽線が陰線を抜けなかった場合は3本パターンを考えます。とはいえ陽線が2本連続すればいいだけです。ただパターンが細分化できて信頼性がやや変わります。
3本パターンは3つあります。1つ目は次のローソクで先ほどの始値を抜けた場合です。最も信頼度が高い動きです。
2つ目は始値は抜けていないけど2本目の内側にあるヒゲを抜けた場合です。天井と底でよく見られるので信頼度は1つ目とほぼ同じくらい強いと言えます。
3つ目は始値もヒゲも抜けないパターンです。ヒゲを抜けないということは少し弱いので信頼度は普通です。失敗パターンもあります。
とはいえ効く所では効くので参考にできると言えます。殆どは1,2つ目になることが多いと思いますが、自信を持って入れる位置なら3つ目でもエントリーに使えます!
陽線が2回連続しなかった場合は、安値を抜けた場合と抜けなかった場合で分かれます。抜けた場合は再度2本パターンに戻ります。
抜けなかった場合は4本以上のパターンを考えます。
ローソク4本以上
4本以上のパターンも基本は3本パターンと全く同じ所を見れば良いです。
結論を言えば1本目の始値か、内側にあるローソクの中で一番長いヒゲを抜けるかだけ見てればOKです。
なので、安値高値を更に更新しない限り何本でも同じことが言えます。
追記:高安確定前でも入りたいローソク
ルール上まだ高安確定前でもこの形なら入ろうと考える場合もあります。あくまで僕の裁量判断に過ぎないですが、参考にしてみて下さい。
ローソクのヒゲが実体よりも長い
下図のようにヒゲが実体よりも長い形は反発が結構強い証拠なので、次にどんな陰線でも入る or 陰線が出る前に入る事があります。
値動きで例えるならFR50.0%(半値)以上をV字で一発で戻してきた時の動きと意味は同じです。その後に小さくもう一度試してダメなら落ちてくイメージです。
ローソク数本のヒゲの長さの累計が実体よりも長い
先ほどは陽線に付いたヒゲ1本で考えましたが、今度は陰線とのヒゲと2本以上合わせて陽線の実体よりも長くなる場合、反発が強いと考える事もあります。
値動きで例えると、FR38.2まで一発で戻すV字反発が連続2回以上起こった時に近いです。転換を示唆する高値圏として妥当な形と言えます。
図だとちょっと難しいかもしれませんが、簡単に言うと「こんなヒゲ出たら反転してぶち抜いてくっしょ!」って思ったら入るってだけです。ww
まとめ
ローソク足で高値安値を確定させる方法について解説しました。
ローソク足レベルのタイミングが分かれば、入った瞬間逆行しにくくなるので是非採用してみて下さい( ᐛ )و